リーマンショック級の大暴落・大不況が起こったときの資産運用はどうするべきか?
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世界各国に大きな影響を与えたリーマンショックから、早くも10年以上が経過しました。リーマンショック後は比較的落ち着いた状態が続いているので、リーマンショックの影響を忘れかけている人もいるのではないでしょうか?しかし、リーマンショックと同じくらいの金融危機が絶対に起こらないとは言い切れないため、万が一の事態に備えて準備をしておくことはとても重要です。

今回は、リーマンショック級の大暴落・大不況が起こった場合、現在行っている資産運用はどうすべきなのかご紹介していきましょう。リーマンショック後に右肩上がりの資産運用を行うことができて安心している人ほど必見です。

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■リーマンショックが起こると株価は半分になってしまうけれど…

リーマンショックが起こったことによりどういったことが起きたかと言うと、アメリカの株価は半分にまで下がってしまいました。最も代表的な株価指数だと言われているS&P 500の水準を100とした場合、リーマンショックが起こった翌月には71まで下がり、翌年3月には51まで下がってしまったのです。これ以上下がることはありませんでしたが、回復するまでも上がったり下がったりを繰り返していました。

リーマンショックではこのように株価が大暴落したため、株式を売却する動きが加速しました。そして、より安全な資産運用だと考えられていた債券や金、現金などに移す人がたくさんいたことが分かっています。

しかし、資産運用のアドバイザーの中には株価はいずれ回復していくことや一時的な下落であれば損失も一時的であること、今売却すると一時的な損失に留まらないことを指摘する人もいました。そのような意見を参考にし、何もせずに様子を見たという人も実際にいます。結果を見てみると株価は回復していますし、S&P 500の水準を見てみるとリーマンショック前よりも2倍になっていることから、リーマンショックは何もしないことが得策だったと言えるでしょう。

確かにリーマンショック級の大暴落・大不況が起こり、株価が回復しない可能性も考えられるため、何もしないことのリスクもゼロではありません。そのため、資産運用の知識を持つアドバイザーなどに相談し、どのように動くべきなのかをよく考えることが重要なポイントになります。

■リーマンショック級の大暴落・大不況を受けて資産運用を止めた場合の損失は大きい

リーマンショック級の大暴落・大不況が起こってしまうと、前述したように株式を売却する動きが加速し、より安全な資産運用だと考えられていた債券や金、現金などに移す人が多くなります。一見するとそれがベストな方法だと感じるかもしれません。しかし、株式投資による資産運用を止めた場合の損失がかなり大きいということも把握しておく必要があります。

例えば、リーマンショックが起こってS&P 500の水準が71まで下がった時に資産運用を止めてしまうとその分損失を被ることになってしまいますが、半分の水準まで資産価値を下げることは防げました。そして、現金化したものを保有し続けていれば、71まで下がった状態で確定したことになるため、増えることも減ることもありません。

それに対して、リーマンショックで株価が暴落してからも焦らずに資産運用を続けていれば、株価は少しずつ上向きになっているため、損失を被らなくて済んだのです。2017年9月の段階でS&P 500の水準が225となっていることから、リーマンショックが起こる前よりもはるかに高い水準だということも分かります。したがって、リーマンショックの影響を懸念して資産運用を中断した場合と比べると、資産価値は何倍も大きくなっていると言えるでしょう。

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■資産運用を再開しても差を取り返せる可能性はかなり低い

リーマンショックをきっかけに資産運用を止めた場合、現金を10年以上もそのままにしておくことは考えにくいです。多くの人が資産運用を再開したのではないかと考えられます。しかし、資産運用を再開しても差を取り返せる可能性はかなり低いのです。

もしも、2008年1月とS&P 500の水準同じ71となった2011年1月末に資産運用を再開したとします。そうすると、2017年9月末の時点の資産価値は161という水準になっているため、リーマンショック後に何もしなかった場合の水準の225より約30%も低い水準に留まっています。つまり、資産運用を再開し続けてもこの差が埋まる可能性はかなり低く、資産運用の絶対額の差はさらに開いていくと考えられるでしょう。

リーマンショック級の大暴落・大不況が起こってしまうと、多くの投資家は焦ってしまい、株式をできるだけ早く売却したいと考えます。しかし、株価の暴落が一時的なものであった場合、株式を売却することで大きな損失を被る可能性があることが分かりました。もし資産運用を再開したとしても差を取り返せる可能性はかなり低いというデメリットもあるので、前述したように様子を見てからどうすべきなのかを考えることが資産運用を成功させるためには重要だと言えるでしょう。

株価の暴落が一時的なものだと言える背景には、株価が世界経済の成長に合わせて上下しているという事実があります。一時的に株価が高くなりすぎたり、低くなりすぎたりすることは、中長期的に見てみるとそこまで大きな問題にならないケースも少なくありません。そのようなことも踏まえて考えてみると、やはりリーマンショックのような状況になっても慌てない投資家ほど結果を残せると考えられます。

■リーマンショック級の大暴落・大不況に備えるなら?

リーマンショック級の大暴落・大不況が世界を襲ってくる可能性はゼロではありません。それなら、万が一の時に備えた資産運用をしていきたいと考える人がほとんどでしょう。そこで最後に、リーマンショック級の大暴落・大不況に備えるならどうすれば良いのかご紹介します。

リーマンショックでは、多くの株価が大暴落してしまい、米国株と豪ドル/円も例外に漏れず暴落してしまいました。しかし、この2つは買っておいた方が良いと言われています。それでは、米国株と豪ドル/円を買っておいた方が良い理由について説明していきましょう。

まずは、米国株を買っておいた方が良い理由からです。米国株は日経平均と比べてみると、リーマンショック後の回復力が非常に高くなっていて、株安円高になると米国株を調達するコストを抑えられるというメリットがあります。ただし、米ドル建ての株式を持っている人は株安円高になってしまうとかなり大きなダメージを受けてしまうので、株安円高が全ての人に良い影響をもたらしてくれるわけではありません。

続いては、豪ドル/円を買っておいた方が良い理由です。豪ドル/円を買っておいた方が良い理由として挙げられるのは、安値で購入できた時に大きい上がり値が期待できるためです。FXの場合はレバレッジを効かせることもできるので、安値で買った方が証拠金や余裕資金も少なくて済み、資金効率を高められます。

リーマンショック級の大暴落・大不況が起こると、世界的に大きな影響をもたらしてしまいます。資産運用にもその影響は及ぶため、万が一そのような事態になってしまった時の対策を考えておくことも重要なポイントだと言えるでしょう。資産運用を行っている人の中で、リーマンショック級の大暴落・大不況が起こった時にどうすべきか分からないという人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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