資産運用をするならまずは節税枠のiDeCo(イデコ)&つみたてNISAから
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老後の資金形成に悩む方は多く、資産運用を始める人が増えています。資産運用の方法には様々な種類がありますが、まずはiDeCo(イデコ)やつみたてNISAから始めてみてはいかがでしょうか?

iDeCo(イデコ)とつみたてNISAは積み立て投資の一つですが、証券会社の積み立て投資と比べて節税に良いとされています。そもそも、iDeCo(イデコ)とつみたてNISAについて、詳しく知らない方も多いでしょう。今回はiDeCo(イデコ)とつみたてNISAの特徴やメリット、資産運用の始め方などについてご紹介していきます。

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■iDeCo(イデコ)の特徴と節税メリット

iDeCo(イデコ)の正式名称は「個人型確定拠出年金」です。毎月、一定金額を積み立てて運用する制度で、厚生労働省が管轄しています。

20歳から60歳まで加入することができ、加入が早いほど運用期間も長くなるので安定した老後資産を形成できます。なお、運用した資産の受け取りは60歳からなので、途中で引き出すことはできません。

【27歳で加入したケースでの例】

例えば、27歳で加入して月2万円を60歳まで(33年間)積み立てた場合、積立金は800万円となります。年3%で運用した場合、運用後の資産は約1,350万円と約550万円の増額につながるのです。

【iDeCo(イデコ)の節税メリット】

iDeCo(イデコ)は税制面で優れており、3つの節税メリットが得られます。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

・積み立て時の所得・住民税を節税

iDeCo(イデコ)の積立金は全て所得控除ができるため、積立期間中は毎年所得税や住民税の節税が可能です。年末調整や確定申告で控除された分の税金が戻ってくる、または申告納税金が節税されます。節税額は年収や掛金によって異なります。

・運用益の税金がかからない

運用益は通常、約20%の税率で課税されます。しかし、iDeCo(イデコ)は運用益に税金が発生しないので、効率良く資産を増やせます。

・一定額までの受け取りは税金が発生しない

積み立てた資産は一時金、もしくは年金形式で受け取り可能です。iDeCo(イデコ)では、どちらの受け取り方法でも税金控除が適用される場合があります。

一時金で受け取る場合、退職所得の扱いとなるので「退職所得控除」が適用されます。これは積立期間に応じて控除額が決まります。

年金形式で受け取り場合は雑所得の扱いとなり、公的年金などの収入との合算額によって「公的年金等控除」が適用されます。控除対象となる公的年金などの合算額は65歳未満で70万円、65歳以上は120万円までです。

■つみたてNISAの特徴とメリット

つみたてNISAは2018年1月から開始された、金融庁管轄の積み立て制度です。「少額投資非課税制度(NISA)」の一つで、こちらもiDeCo(イデコ)同様に税制面に優れています。ただし、従来のNISAとは併用できないので注意しましょう。

20歳から加入できますが、年齢に制限がないので60歳以降の積み立て投資が可能です。運用期間は最長20年間となり、途中解約も可能です。

【毎月2万円で20年間積み立てた場合の例】

毎月2万円を20年間積み立てた場合、積立金は480万円となります。年7%での運用なら20年後は約1020万円に増額します。

【つみたてNISAのメリット】

つみたてNISAは節税や初心者におすすめできるメリットがあるので、ご紹介しましょう。

・運用益の税金がかからない

iDeCo(イデコ)と同じく、運用時にかかってしまう約20%の運用益が控除されます。例えば10万円の利益が出た場合、約2万円の税金を納付しなければなりませんが、つみたてNISAなら利益がそのまま手に入るので安心です。

・投資商品選びが難しくない

つみたてNISAで投資する金融商品は、長期・積み立て・分散投資に向いている投資信託やETFだけを取り扱っています。この商品は金融庁の判断で決められています。豊富な商品から選ばなければならない従来のNISAに比べて商品を選びやすく、その点が初心者におすすめできるメリットです。

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■iDeCo(イデコ)とつみたてNISAの違い

iDeCo(イデコ)とつみたてNISAはどちらも資産運用の仕組みは同じですが、最低投資額や投資対象の金融商品など、様々な違いがあります。双方にはどんな違いがあるのかご紹介しましょう。

・最低投資額や年間投資可能額の違い

どちらも少額から投資することが可能ですが、最低投資額に違いがあります。iDeCo(イデコ)の場合は5000円からで、つみたてNISAは100円から投資できます。

また、1年で投資できる金額に上限があります。iDeCo(イデコ)は加入者の職業などの上限によって変動し、年間14万4,000円から81万6,000円が上限です。一方、つみたてNISAは年間40万円までが上限となります。

・投資可能な商品の違い

iDeCo(イデコ)の場合、iDeCo(イデコ)専門の信託投資、預貯金、保険などから選択でき、豊富な分、リスクの許容度から組み合わせて投資できます。つみたてNISAはETFを含む特定の投資信託に限られます。

・資金の引き出しの違い

iDeCo(イデコ)は原則として60歳を迎えるまで資金の引き出しはできません。一方、つみたてNISAは保有する金融商品を売却すれば、いつでも引き出すことが可能です。

・節税対象の違い

つみたてNISAの節税枠は運用益のみです。iDeCo(イデコ)は運用益だけではなく、所得税と住民税も控除対象となる点が強みです。

このようにiDeCo(イデコ)かつみたてNISAには少し違いがあります。実際に投資する場合、どちらが優れているか比較する方は多いでしょう。投資対象が同じであれば、運用実績はどちらを選んでも違いはありません。

ただし、それぞれ特徴が違うので、向いている人と不向きの人はいます。iDeCo(イデコ)なら早期から長期運用したい人や、60歳以降の引き出しでも問題ない人、節税効果を得たい人に向いていると言えるでしょう。

一方、つみたてNISAは年齢問わず長期運用がしたい人や、少額で運用したい人、商品選びに悩みやすい投資初心者に向いています。基本的にどちらも併用可能なので、目的に応じて使い分けると良いでしょう。

■iDeCo(イデコ)やつみたてNISAの始め方

iDeCo(イデコ)もつみたてNISAも、基本的に運用を始める手順に大きな違いはありません。簡単に運用を始める手順をご紹介しましょう。

・金融機関を選ぶ

iDeCo(イデコ)またはつみたてNISAを取り扱う金融機関の中から、自分に合ったものを選びましょう。選ぶ時は、投資したい商品があるか、サービスが充実している、手数料に注目すると選びやすくなります。事前に投資したい商品をある程度決めておくと、もっとスムーズに選べるでしょう。

・口座を開設する

金融機関を選んだらiDeCo(イデコ)口座、もしくはNISA口座を開設しましょう。請求した資料に付帯された書面や金融機関の窓口、ネットから申請してください。口座開設には1ヶ月近くかかってしまいますが、すでに投資用口座を持っている場合は、店舗やネットから手続きしてください。

・運用する金融商品を選ぶ

商品によって仕組みや特徴、リスク、リターンはそれぞれ異なります。これらを理解した上で、自分に適した商品を選んでください。どれを選べば良いのか分からない方は、金融機関に相談して選ぶことをおすすめします。

・運用状況は定期的に確

毎月自動で積み立てられるので放置で構いません。ただし、長期運用なので運用状況に応じては、運用商品や分配の割合、掛金などの変更が必要となるでしょう。運用方針の見直しのためにも、定期的に運用状況を確認しましょう。

iDeCo(イデコ)やつみたてNISAは節税効果を得つつ、老後の資産形成に最適な投資です。節税効果を期待するとなるとiDeCo(イデコ)が有利ですが、年齢に関わらず長期運用できるという点ではつみたてNISAが勝ります。

それぞれ特徴は異なりますが、どちらも少額投資から始められるので、投資初心者にもおすすめです。これから資産運用を始めてみたいという方は、iDeCo(イデコ)やつみたてNISAに注目してみてはいかがでしょうか?

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