積み立てNISAとは?やらなきゃ損って本当?
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近年、資産運用に関する話題を耳にする機会が多くなってきました。その中でも「積み立てNISA」というものを活用して資産運用をしている人が増えてきています。

積み立てNISAは、非課税制度なのでメリットが大きいことから、利用する人が多くなっているのではないかと考えられます。今回は、そんな積み立てNISAがどんなものなのかをご紹介しましょう。

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■積み立てNISAの概要について

まずは、積み立てNISAがどのようなものなのかを見ていきましょう。積み立てNISAは、通常の投資と異なり、利益に税金がかかりません。

一般的な投資の場合は利益のおよそ20%が税金として引かれてしまいますが、それがないということです。つまり、1万円の利益が出た場合、積み立てNISAでは1万円を受け取れますが、一般的な投資では税金が引かれてしまうので8,000円の利益を受け取れます。

利益に税金がかからないということは、その分大きな利益を手に入れられるため、より効率的な資産運用が可能になります。これは積み立てNISAの大きなメリットだと言えるでしょう。

また、積み立てNISAは投信信託がメインの運用になります。投信信託は、最低100円から投資ができるだけではなく、分散投資ができるのでリスクを分散できるというメリットがあります。

いくつかの企業の株を組み合わせて購入することによって、小額での投資も可能にしたのが投信信託なのです。株式投資は1つの企業に投資をすることが多いですが、それではリスクが大きくなってしまいます。投信信託はそのリスクを抑えながら投資ができるので、投資家にとってもメリットが大きくなるでしょう。

そんな積み立てNISAは、金融庁が厳選した商品に投資ができるので、投資経験が少ない人でも安心して投資ができるような仕組みになっています。投信信託にはたくさんの種類がありますが、その中の161本に絞った商品に限定し、長期投資ができるような仕組み作りが完成しているのが積み立てNISAなのです。運用に必要な手数料が少ないものを選んでいるというのも特徴的なポイントで、長期の資産運用に向いています。

■積み立てNISAのメリットとデメリットについて

続いては、積み立てNISAのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

・積み立てNISAのメリット

まずは、積み立てNISAのメリットです。積み立てNISAの最も大きなメリットは、概要でも紹介したように税金が0%になるということです。一般的な投資の場合は、およそ20%の税金(所得税、住民税、復興特別所得税)がかかります。およそ20%の税金の税金がかかるということは、10万円の利益に対して2万円の税金を払うことになってしまいます。

しかし積み立てNISAであれば、10万円の利益から税金が引かれることはありません。その分、資産運用に充てるお金を増やしていくことができるのです。

また、非課税となる期間も従来のNISAであれば最長5年間(ロールオーバーを利用しても最大10年間)ですが、積み立てNISAの場合は投資を始めた年から20年間非課税になります。これも積み立てNISAのメリットになるでしょう。

その他にも、累計非課税投資上限額が600万円から800万円に引き上げられているという点でも従来のNISAから変更になっています。このようなことから、積み立てNISAはこれから資産運用をスタートしたい人や長期的な分散投資をしたいという人に適した方法だと言われています。特に投資初心者にとっては、自分に合っている商品がどれか分からないというケースが多いので、商品が限定されている選びやすさも大きなポイントになってくるでしょう。

・積み立てNISAのデメリット

積み立てNISAのデメリットも見ていきましょう。積み立てNISAのデメリットは、売買のルールが他と違って特殊だということ、損益通算ができないということです。

売買のルールが他と違って特殊だということについては、与えられた40万円の投資枠の中で運用するのですが、商品の買い付けは最初の1年目しかできないということが関係しています。もしも、40万円の投資枠を使い切らなかったとしても、翌年に持ち越すことができず、商品を売ったとしても売買枠は復活をしないので注意をしなければいけません。つまり、投資枠を与えられた1年目だけ商品を買い付け、残りの19年は運用と売却のみ可能だということになります。

損益通算ができないということについては、積み立てNISAならではのデメリットだと言われています。A証券で10万円の利益、B証券で5万円の損失がでた場合、普通であれば10万円の利益に対して税金がかかるのですが、損益通算を使うと利益から損失を差し引いた5万円の利益に対して税金を支払うことになるのです。

つまり、税金を抑えることができるということになります。しかし、積み立てNISAの場合は損益通算の対象にならないので、税金の支払いに影響が出る可能性があることを頭に入れておくと良いでしょう。

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■積み立てNISAを利用する際の注意点について

積み立てNISAは、メリットが大きいため、利用する人もたくさんいます。これから投資を始めたいという人にとってもおすすめできる資産運用方法の1つです。

最後に、積み立てNISAを利用する際の注意点について見ていきましょう。資産運用をする際には、メリットやデメリットについて知っておくことも大切ですが、それぞれの運用方法が持つ注意点も知っておく必要があるので、覚えておいてください。

・口座開設時の注意点

NISAの口座は、1人1口座のみと決まっていて、積み立てNISAもしくは従来のNISAかを選択しなければいけません。金融機関の変更も可能ですが、変更する年の9月末までに手続きを行う必要があり、変更前の金融機関では商品の使い購入はできなくなります。年単位で積み立てNISAと従来のNISAの変更もできるので、既定の期間内(変更をする前の年の10月から12月の間)に手続きを完了する必要があるので覚えておきましょう。

・非課税投資枠の注意点

積み立てNISAの非課税投資枠は40万円となっています。しかし、この枠は未使用分を繰り越すことができません。そのため、繰り越しできないことを把握した上で、商品を購入する必要があるのです。

・非課税の対象になる分配金の注意点

積み立てNISAの分配金は、証券会社を介して受け取る場合のみ非課税になります。ただし、株式数比例配分方式を選択している場合のみに限ります。そのため、非課税の対象になる分配金かどうかを確認しておくことも大切にポイントになるでしょう。

・分配金再投資とスイッチングに関する注意点

NISAの口座において、収益分配金を再投資したり、スイッチングを行ったりする場合は、その分の非課税投資枠が必要になります。つまり、新規購入分の非課税投資枠が残っていなければいけません。もしも非課税投資枠が残っていない場合は、収益分配金を再投資したり、スイッチングを行ったりすることはできないということを覚えておきましょう。

積み立てNISAは、大きな魅力を持つ資産運用方法の1つです。もちろんデメリットや注意をしなければいけない部分もありますが、長期的な投資を検討している人にとってはメリットが大きくなっています。

長期的な分散投資をしたいというのであれば、積み立てNISAがおすすめだということになります。非課税投資枠を長期間利用できるという魅力を最大限に活かすことができれば、積み立てNISAが持つメリットの恩恵を十分に感じられるでしょう。これから資産運用を始めたいという方は、積み立てNISAから始めてみてはいかがでしょうか?

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