資産運用の基本「長期積立分散投資」のすすめ
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お金を増やす方法に「投資」という魅力的な資産運用方法があります。投資にはリスクや手間がかかる上、お金が減ってしまうという恐怖感を抱いている方も多いでしょう。

しかし、投資でお金が減ってしまう状況は投資と上手に付き合うことによって回避できます。ここでは資産運用を行う時のコツ「長期積立分散投資」についてご紹介していきましょう。

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■資産運用する必要性とメリット

資産の運用方法を具体的に紹介する前に、なぜ投資を行った方が良いのか、資産運用の必要性について理解しておきましょう。まず、ほとんどの方が不安を抱えている老後資金の問題があります。年金受給年齢が60歳から65歳までに引き上げられていることから、年金を頼りに老後生活を送ることが難しくなってきました。

各種メディアは社会保障についての話題を取り上げ、様々な議論が行われています。仮に年金だけで暮らしていくこと困難になれば、老後を迎える前にある程度の資金を蓄えておかなければなりません。しかし、賃金を貯畜に回せるほど余裕のある生活をしている世帯はそれほど多くないのではないでしょうか。

厚生労働省が公開した「平成28年度の賃金構造基本統計調査の賃金の推移」によると、勤続年数11年で平均年齢42歳の月平均収入は304,000円でした。個人差はあるものの数十万円の賃金で貯畜をするのは難しいことは想像できます。

そのため、老後資金を形成していくには貯金以外の投資運用が必要になってくるのです。インフレが起これば物価も値上がり、ただの預金だけでは損してしまうことになってしまいます。

預金は元本保証などがあり安心面も多いのですが、インフレ化した時のことを考えると資産の価格を減らしてしまうことになるでしょう。資産運用の必要性はこの2つの側面から成り立っているのです。

【資産運用のメリット】

では、資産運用を行うとどのようなメリットが得られるのでしょうか?

・将来必要な資産形成ができる

人生において必要な資金は何も老後だけではありません。子どもがいれば教育費やライフイベントに備えた資金が必要になりますし、突発的にお金が必要になる場面も出てきます。

月の収入に余裕がなければ運用資金で生活をやりくりさせることもできるでしょう。反対に日々の貯金に回せる資金が確保できるかもしれません。

・家計を見直すきっかけになる

資産運用を始めるにあたり、まずやるべきことは「家計の見直し」です。「入ってくるお金」と「出ていくお金」を把握して、初めて資産運用の第一段階に踏み入ります。

現在使っているお金の流れや保険やローンの内容を理解することで、現状の支出を少なくすることができるかもしれません。家計の見直しはどの時期までどのくらいの資金を作るのか最終的な目標を立てることにもつながるので、自身の人生設計がより明確になるでしょう。

■投資と上手く向き合っていくには?

老後の備えなど今後の生活に向けて資産形成を考える人は多いでしょう。「貯畜はしているが投資は怖いからやらない」、「投資をするためにはある程度のお金を貯めてから」といった考えがあり、面倒なものと捉えている人もいます。

確かに投資にはそれなりのリスクがあります。リスクとは具体的に収益の振れ幅のことを指しますが収益を求めれば必ずリスクは伴うものです。

しかし、資産形成に必要なポイントさえ押さえておけば、投資のリスクを確実に減らすことができます。その基本が「長期積立分散投資」です。

長期積立分散投資は少なくとも10年以上の長期間に渡り、決まった間隔で同じ金額を様々な資産に分散して運用する投資スタイルのことを言います。世界的にも活用されている運用方法で、働きながら資産形成をしていきたい人にぴったりの方法と言えるでしょう。

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■資産運用の王道スタイル「長期・積立・分散」

では、この資産運用方法を「長期」「積立」「分散」の3つのスタイルに分け、どのように活用していくのか見ていきましょう。

・じっくり蓄える長期運用

長期運用は時間が経過するに連れて福利効果が有利になることを利用した投資スタイルです。運用期間が長ければ長いほど元金に金利がつき、元本をどんどん増やしていけるといったメリットがあります。

例えば毎月3万円貯畜した場合と年利3%の福利で35年間運用した場合では、1,000万円程の差が生まれます。毎月3万円の積立のみは1,260万円、年利3%の運用で毎月3万円を積立した場合は2,210万円となり、少額でも運用を行った方が圧倒的に有利になるのです。

また、長期運用は短期で投資した時に比べて、リターンのフレ具合が小さく安定的なリターンが期待できます。投資は下落相場に陥るとすぐ売却してしまう人が多いのですが、長期運用であれば大きな損失を避けることができるでしょう。

・コツコツ貯める積立運用

積立運用は一度にまとまった資産を投資せず、一定額を地道に投資する運用スタイルです。定額を積立投資すると価格が低い時にたくさん購入し、価格が高い時に少なく買うようになるため数量で見れば平均購入価格を抑えることができます。

暴落時でも低い価格で買うことによって、その後値上がりしたタイミングで評価額の回復が早くなるでしょう。投資するタイミングを見極める手間がないため、投資初心者でも安心して実践できる方法です。

高金利時代が縁遠くなってしまった昨今、銀行の定期預金による利息を期待するのは難しい状況です。それならば少額でも積立投資をして資金を積み上げていく方が賢明だと言えます。

積立投資は株価や為替相場などの動きに左右されることもないので、感情に左右されない投資運用が可能です。普段の生活で値下がりしている商品をまとめ買いし、値上がりしている商品の購入を控える行動は積立投資と同じ考え方になります。

・バランスを保つ分散投資

分散投資とは幅広く投資することで世界各国や各企業、そこで働く人達が生み出した利益から恩恵を受けることです。投資は一つの国や企業に集中すると、リスクも集中してしまいます。

しかし、複数の国や企業に資産を分散すればある資産が値下がりしても他の資産がまだ生きています。異なる値動きが期待できるのでリスクを和らげることができるでしょう。

リーマンショックなどの暴落時に株価が世界的に急落しましたが、安全資産と言われた価格は上昇し債券の価格が上昇したことがありました。これは様々な資産を分散投資していたため、ショックを一定に抑えることができたと言えます。

このように分散投資は損失を防ぐために有効な投資スタイルです。

どんな資産を購入したらいいのか的確に選べないという人におすすめの運用方法と言えるでしょう。

長期・積立・分散を組み合わせることで損失する可能性が低くなることが分かりました。長期積立分散投資は過去の実績をもとに金融庁が支持するほど有効な投資方法です。

資産形成を成功させるには「長期・積立・分散」の考え方を理解し、3つの保有を組み合わせて活用することが効果的です。株式市場や為替相場が大きく動き資産が値上がり・値上がりすれば焦って行動しようとするのは当然のことです。

しかし、長期積立運用投資で運用すれば短期的に「増えた・減った」という感情に煽られる必要はありません。淡々と資産運用を続けることで、着実に資産を育てていくことができます。将来のための資産形成で大切なことは、長い目で少しずつ資金を増やしていくことです。これから投資を始める人や始めたばかりの人は「長期・積立・分散」の基本をぜひ取り入れてみてください。

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